年金がもらえるかどうか分からなくなってきているので投資をして資産形成をしようと考えている人も多いのではないでしょうか。スマホの普及により手軽に積立投資をする時代にもなってきていますが、最近では不動産投資をする人も増えてきています。
少しリスクがあるのではないかと思われがちですが、特徴を把握して投資していけばしっかり資産形成していく事が出来ます。そこで不動産投資について紹介していくので参考にしてみて下さい。
不動産投資のメリットは?
不動産投資をする人が増えているのはそれなりにメリットがあるからでしょう。そこでまずメリットをいくつか挙げていきましょう。
安定した収入を得られるようになる
不動産投資を始めると最初はローン返済をしなければいけませんが、家賃収入で補う事が出来ます。ローン返済が終了すると家賃収入はすべて手元に入ってくるので安定した収入を得られるようになるのです。老後に働く必要がなくなるので不動産投資を始めている人も多いです。
節税する事が出来る
ここ数年で税金も高くなっているので支払いに困っている人も多いのではないでしょうか。しかし不動産売却を始めると諸費用が発生する事で所得税から控除する事が出来ます。また相続税対策にもなるので相続が発生する時にもメリットになります。
生命保険の代わりにもなる
不動産売却を始める時は最初に不動産を購入するのでローンを組む事になります。ローンを組んで返済している時に途中で想定外の事が起こる可能性も少なからずあります。その時にローン返済が難しくなってしまう事もありますが、ローンを組む時に団体信用生命保険に加入しているので返済が免除されます。そのため家族に資産として不動産を残せますし家賃収入も継続的に得られるので生命保険のような役割も果たすのです。
不動産投資の注意点は?
不動産投資をする時はメリットだけでなく注意点もあるのでしっかり確認しておきましょう。
物件選びはしっかり考える
不動産売却を始めるために不動産を購入しても入居者がいないと家賃収入が入ってきません。建物の管理など維持費がかかるので家賃収入が入ってこないと赤字になってしまうというわけです。そのため物件を選ぶ時は入居者を集めて空室が少なくなる事を重視する必要があります。しっかり考えないと損をしてしまうので注意点として頭に入れておきましょう。
火災保険や地震保険に加入しておく
不動産売却を始めてそれなりに家賃収入が入ってきていても突然火災や地震などの災害の被害を受けてしまう事があります。被害が酷い場合は建物の修復に費用がかかるので大きな出費になってしまうケースも少なくありません。火災保険や地震保険に加入して対応する事が出来るような状態にしておきましょう。
まとめ
不動産投資のメリットや注意点など特徴を紹介していきました。まず注意点をしっかり頭に入れてメリットになる点は有効活用していきましょう。また分からない点が出てくる事も多いので不動産投資を始める時は専門家に相談してアドバイスももらうようにしましょう。
戸建て住宅を売却した際の失敗談
転居をきっかけに築25年を経過した土地付き一戸建て住宅を売却した際、周辺の不動産物件の売却に強い業者も事前調査せずに、チラシの折り込みを見て不動産業者と専任専売仲介契約を結んでしまい、査定価格よりも高めの売却希望価格を設定し、営業活動を行ってもらいましたが、結局仲介契約後1年かかっても買い手が見つからないという事態になりました。
その業者は大手ハウスメーカー系列の販売会社でしたので、自社のリフォームサービスとパッケージで買い手を見つけてくれるものとばかり思いこんでいたのですが、1年間かけて一度も具体的な商談に入れるような買い手を見出してはくれませんでした。
その間、値段を下げてくれと何度も要請され、価格の修正も行いましたが、それでも買い手は現れませんでした。丁度、日本経済は安倍政権の発足と同時にアベノミクス効果で株価が急上昇しており、不動産の売却による現金化で資金運用することも叶わず、全く大損した気分になりました。
それではこの閉塞した状況をどのように打開し売却に漕ぎつけたか。
某信託銀行と取引がありましたので事情を説明したところ、売却物件のある周辺の相場や売却目処について有益な事前情報を得ることが出来ました。最初の仲介業者との契約を満期終了させ、その信託銀行系列の不動産業者と仲介契約を締結しなおしたところ、3ヶ月以内に購入希望者を見つけ出して頂き、半年後には売買契約に基づく引渡を完了することができました。最初の売り出してら引渡まで1年半も時間を要してしまいましたが、無事買主を見つけてもらえて安堵しました。
最初の仲介業者と2番目の仲介業者の違いは何だったんだろうか。
いま顧みると、全国規模のネットワークを持つ大手とそうでない業者との販売力の差、顧客層の広さと地元での知名度の差があるように思います。大手は情報交換を絶えず行っており、動きが素早いですし、地元の建築業者との付き合いも深いところが強みかと思います。一般ユーザーだけを対象にセールス活動をしている限りでは販売のチャンスは限られてくるようです。この経験は数年後に両親が他界後に実家を売却する際にも活かされ、大手不動産販売会社のフットワークの素晴らしさを改めて痛感させられました。結局、この物件は一般ユーザーではなく、地元の戸建て住宅建築販売会社に売却され、そこが上物を建てて、売り出したところ、直ぐに買い手がみつかったようでした。