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牛肉の部位『カタサンカク』どこ?サシと赤身の絶妙なバランス!スープにも!

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レア度:4 
部類:肩

このカタサンカクのページでは

牛の部位『カタサンカク』どの部位?
カタサンカクってどんなお肉?
カタサンカクに合うお酒

などわかりやすく紹介しています。

合わせて読む

カタサンカクはどこの部分?

カタサンカクは牛のウデ(カタ)という部位に属し、肩から前脚の上部。首近く、上腕三頭筋にあたり、ミスジと繋がった部分です。カタサンカクは形が三角形をしており、そのためこの「カタサンカク」という名前で呼ばれます。

丸みを帯びた三角形で、栗に形が似ていることから「クリ」「クリミ」と呼ばれることもあります。これは主に関西圏での呼び方になります。それ以外では「ウデサンカク」「シャクシ」と呼ばれることも。

カタサンカクは牛のウデの中では一番大きな部位です。上ロースとして扱うお店も。

 

カタサンカクの特徴は?

カタサンカクはサシの入った赤身肉でタンパク質豊富、濃厚な旨味が特徴です。旨味がありながらもあっさりとした味わいは非常に食べやすく、人気があります。カタサンカクは運動量が多く、発達した部位ですのでさっぱりとしつこさがありません。それでいてサシがあり、なめらかな口溶けです。赤身と脂のバランスがとてもいい部位と言えるでしょう。

カタサンカクの基本の味わいは同じですが、上腕三頭筋ということからもわかるように、3つの筋肉に分かれており、それぞれの部位で少しずつ肉の硬さやサシの入り方が違います。そのため料理への使い分けも可能です。

 

カタサンカクのおすすめの食べ方は?

カタサンカクは焼肉やBBQでいただくなら焼き過ぎには注意です。サシは入っていますが赤身肉ですから、火を入れすぎると硬くなってしまいます。カタサンカクはサッと表面を焼いて、その上品な旨味と適度な歯応えを定番の甘口ダレや醤油ダレでいただきたいです。塩やわさび醤油でシンプルに味わうのも、通なカタサンカクの食べ方です。

それ以外ですとローストビーフも美味しくできますし、カタサンカクはカルパッチョのような、やはり火を入れすぎない調理法がオススメです。シンプルな味付けにするとこの肉の絶妙な旨味が存分に味わえます。

スープ料理に使うとその濃厚な牛肉エキスが、スープ全体に深みのある味わいを与えてくれるのでカタサンカクの食べ方はオススメです。

 

カタサンカクに合うお酒は?

牛肉が持つ王道な美味しさを誇るカタサンカクにはお酒も王道に、ビール、赤ワイン、日本酒で楽しみたいです。

焼きではビール、ローストビーフでは赤ワイン、カルパッチョではキリッとした白ワインや冷の日本酒もいいですね。

もちろん、カタサンカクはどんなお酒と合わせても美味しくしてくれる、贅沢でありながらもバランスの良い味わいのお肉と言えます。カタサンカクが持つ肉本来の味わいや風味を楽みたい時は、あまりクセの強すぎない、バランスの取れたお酒を選ぶといいかもしれませんね。

 

カタサンカクはどこで食べられる?

バランスの良い味わいで大変美味なカタサンカクですが、希少部位ですので飲食店ではあまり見かけませんね。

 

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